インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
滞在21日目
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
ニルーハバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
今日のバスティで、お腹がだいぶん柔らかく、軽くなりました(*^-^*)
治療第2週の終わりまではこの変化は感じなかったので、(ドクターが以前アドバイスしてくださったとおり)やっぱり私には3〜4週間の治療期間が必要だったのだなぁと感じてます。
私は、(生まれつきの体質に加え既往症も原因となり)腸の動きが悪いので、普段、便秘にならないような生活習慣を、なるべく心がけているのですが、うっかりするとすぐに便秘になったり、お腹がはってしまったりします。
このパンチャカルマ体験記の中で、ほぼ毎日、就寝前に「ガンダルバハリータキー」を内服したことが記録されてますが、「ガンダルバハリータキー」とは下剤で、服用量にもよりますが、飲む人がそれなりの量を飲めば、翌朝、下痢をおこすほどです。しかし、私は朝になっても便意をもよおすことは一度もなく、ドクターにも驚かれました。
それでも、他の治療によりお通じはあったので、(自然な便通ではないので最善ではないものの)次善の状態でした。
しかし、この日の治療後は、いつも感じていたお腹のはりが無くなり、触診でお腹を押しても痛くなく、腸の柔らかさを感じました。
(回診で主治医も「あ、変わった(効果が出てきた)わね!」という顔をしてました。)
このタイミングですっかり便秘症が治ったというわけではありませんが、お腹だけでなく、ずいぶん全身が軽くなったという実感がありました。
治療16日目(滞在21日目)にして、ようやく目に見えた効果が現れ始めたというわけです。
担当のパンチャカルマドクター Dr.Anjali に教えてもらったマラティ語(マハラーシュトラ州の言葉)。交換で私は日本語を教えてあげました。この汚いメモ(笑)を私の病室のデスクにいつも置いておいたら、若いドクター達が入れ代わり立ち代わり写メして、日本人患者さんとのコミュニケーションに役立ててました(^^)