インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。
午前
今日の治療メニュー
シローダーラ(ジャタマンシータイラ)
アビヤンガ(ニルグンディタイラ)
スウェダナ(ニルグンディパットラ)
アヌワーサナバスティ
午後
内服薬
昼と夜 DM
就寝前 ガンダルバハリータキー
今日で21日間のパンチャカルマ治療が完了しました。
バンザーイ!!
(別に辛くもなかったですが、やっぱりバンザーイという気分になります(笑))
明日は休息日で、明後日退院します。
体も心も軽いです。
顔の色艶もとても良いです。
主訴の一つだった股関節や腰のこわばりや痛みはまだ感じますが、全身的な体調は良いです。
あとは、帰国後の養生に、この治療の結果が左右されますので、特にひと月ほどは食事や生活法に注意が必要です。
後日、必要な検査を受けて、身体の変化を確認しようと思います。
ちなみに、体重は4キロほど減ってました。
お隣のおじいちゃんが今日退院しました。
私は約1ヶ月ここにいますが、今は一番入院患者が少なくて、おじいちゃん退院後、入院患者は(パンチャカルマ病棟全体で)5人になってしまいました。
とても静かな病院です。。。
さて、これは帰国後の話になりますが・・・
股関節や腰(先天性臼蓋形成不全)の症状は、治療が終わってすぐではなく、帰国して2週間後くらいにその改善を感じました。
「あ…前はこういう動きができなかったな」とか「足腰が強くなって、体力がついたな」とか「立ち仕事が前より長い時間できるようになったな」とか。暮らしの中で気づく感じです。
数年経過観察している腹部腫瘍についても、帰国して1か月後位に、(日本でいつも診てもらってる病院で)検査を受けてみなさいと言われました。
ここでポイントとなるのが、治療後の後養生の重要さです。
だいたい、パンチャカルマ入院した期間と同じくらいの期間、食事、生活、運動、その他、医師の指示した後養生をおこないます。
この後養生を守るか守らないかで、治療結果が大きく変わります。
特に帰国して1~2週間の生活がカギで、
ここで後養生をすれば、とても良い結果につながります。
ここで無理をすれば、パンチャカルマを行う前よりも悪くなる可能性もあります。
パンチャカルマは医師や看護師や薬に頼る治療ではなく、
患者が能動的に治療計画に参加するのだということを、よく理解しておくことが大変大切です。
帰国してからの後養生をメモした紙↓