パンチャカルマ体験記 滞在26日目

インドでの約1か月にわたるアーユルヴェーダ パンチャカルマ治療の記録です。

午前

今日の治療メニュー

シローダーラ(ジャタマンシータイラ)

アビヤンガ(ニルグンディタイラ)

スウェダナ(ニルグンディパットラ)

アヌワーサナバスティ

午後

内服薬

昼と夜 DM

就寝前 ガンダルバハリータキー

今日で21日間のパンチャカルマ治療が完了しました。

バンザーイ!!

(別に辛くもなかったですが、やっぱりバンザーイという気分になります(笑))

明日は休息日で、明後日退院します。

体も心も軽いです。

顔の色艶もとても良いです。

主訴の一つだった股関節や腰のこわばりや痛みはまだ感じますが、全身的な体調は良いです。

あとは、帰国後の養生に、この治療の結果が左右されますので、特にひと月ほどは食事や生活法に注意が必要です。

後日、必要な検査を受けて、身体の変化を確認しようと思います。

ちなみに、体重は4キロほど減ってました。

お隣のおじいちゃんが今日退院しました。

私は約1ヶ月ここにいますが、今は一番入院患者が少なくて、おじいちゃん退院後、入院患者は(パンチャカルマ病棟全体で)5人になってしまいました。

とても静かな病院です。。。

さて、これは帰国後の話になりますが・・・

股関節や腰(先天性臼蓋形成不全)の症状は、治療が終わってすぐではなく、帰国して2週間後くらいにその改善を感じました。

「あ…前はこういう動きができなかったな」とか「足腰が強くなって、体力がついたな」とか「立ち仕事が前より長い時間できるようになったな」とか。暮らしの中で気づく感じです。

数年経過観察している腹部腫瘍についても、帰国して1か月後位に、(日本でいつも診てもらってる病院で)検査を受けてみなさいと言われました。

ここでポイントとなるのが、治療後の後養生の重要さです。

だいたい、パンチャカルマ入院した期間と同じくらいの期間、食事、生活、運動、その他、医師の指示した後養生をおこないます。

この後養生を守るか守らないかで、治療結果が大きく変わります。

特に帰国して1~2週間の生活がカギで、

ここで後養生をすれば、とても良い結果につながります。

ここで無理をすれば、パンチャカルマを行う前よりも悪くなる可能性もあります。

パンチャカルマは医師や看護師や薬に頼る治療ではなく、

患者が能動的に治療計画に参加するのだということを、よく理解しておくことが大変大切です。

帰国してからの後養生をメモした紙↓